思考力・判断力・表現力を評価する大学入試

~次期学習指導要領による大学入学者選抜改革に向けて II

次期学習指導要領下における教科「情報」による大学入学者選抜の手法開発を行うために、2016年10月に始まった「情報学的アプローチによる『情報科』大学入学者選抜における評価手法の研究開発」(文部科学省 大学入学者選抜改革推進委託事業)。2017年3月に、この取り組みに関する第1回のシンポジウムが開催され、情報教育関係者の大きな注目を集めました。

 

 

この研究開発事業の2017年度上半期の成果報告が「高校教科『情報』シンポジウム2017秋-ジョーシン2917秋-」(10月28日@早稲田大学)と、「情報学的アプローチによる『情報科』大学入学者選抜における評価手法の研究開発」(文部科学省 大学入学者選抜改革推進委託事業) 第2回シンポジウム  (11月26日@大阪学院大学)で行われました。

今回は、3月の報告で紹介された「思考力・判断力・表現力」の定義や、情報学の参照基準による知識体系化に加えて、今夏東大・阪大の1年生を対象に実施されたCBTによる情報入試模擬試験の結果分析や、それに基づいた今後のCBTの機能や作問方法の展望が紹介されました。

 

また、「思考力・判断力・表現力」については、これをもとに次期学習指導要領の教育内容に基づいた評価のためのルーブリックと作題例が、「情報学の参照基準」については小学校から大学の専門教育までの情報教育を体系化した「情報教育の参照基準」の試案が紹介され、今後の情報教育の方向性を示す大きな視点を示すものとなりました。

 

■高校教科「情報」シンポジウム2017秋-ジョーシン2017秋(2017年10月28日) 「大学入学者選抜改革と情報入試」 

「人工知能を利用した記述採点支援システム」 

石岡恒憲先生(大学入試センター研究開発部) 

 

「思考力/判断力/表現力の測定と情報教育の参照基準」 

久野 靖先生(電気通信大学) 

 

「CBTシステムの現状とこれから~2017年度模試の実施と分析を通して」

  西田知博先生(大阪学院大学)

 

■「情報学的アプローチによる『情報科』大学入学者選抜における評価手法の研究開発」(文部科学省 大学入学者選抜改革推進委託事業) 第2回シンポジウム  (2017年11月26日)