『キミのミライ発見』アンケート結果

<高校の先生向け>

アンケートにご協力いただきまして、ありがとうございました。アンケートの集計結果をまとめました。

◆アンケートのお願い

情報授業アンケート

高校教育事例アンケート


概要

・送付学校数5060校(1校につき各2通。総送付数は10120通)

・アンケート到着数889通(回答率13.9%)

・回答していただいた先生方の主な担当教科:29.8%が「情報」をご担当

・回答していただいた先生方の主な公務分掌:38.6%が進路指導主事のご担当 

 

 

1.先生方からいただいた『キミのミライ発見』活用の仕方、活用の観点等のご意見

◆教科「情報」の先生方のご回答

◆全体

○全体的に教科「情報」の副教材には進路と関連した教材が少ないため、情報社会の多様性を考えさせることや、それを自らの進路と連結させるために参考にさせる。


◆1.グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT(p1-4)

○ITを活用した事例がいくつも記載されているので、生徒に情報の授業を学ぶ必要性を理解させるために使える。


○ITの良い面だけではなく、セキュリティ意識を高め、身を守るためにもIT関連の知識が必須だという点を取り入れて、本書を使ってみたいと思う。

 


◆2.はたらく人に聞きました(p5-16)

○通常、生徒がITとのかかわりをあまり感じない業種でも、ITが重要な役割を果たしていることを紹介できる。

 

○vol.1「テレビがスマホと連携、新メディアに!」という記事は、授業の中で、生徒と一緒に体験し活用することができます。教材としてこちらの記事を加工したいと思います。

 


◆その他

○教科情報を担当している者としては、社会のどのようなところでコンピュータが使われているのかを生徒に伝えるのには便利。ただ、コンピュータがあれば何でも出来る、コンピュータを扱えないと何も出来ない、と思わせないようにする必要もあるように感じました。

 


◆進路指導、キャリア教育に携わる先生方からのご回答

◆1.グローバル化、ソーシャルビジネス、そしてIT(p1-4)

○世の中の変化の速さや、あらゆる分野にITが活用されていることを改めて感じた。p2の図がわかりやすい。図により仕事の流れ、物流の仕組みなど、様々な仕事のことを理解させやすい。


○消費者を中心とした仕組みを理解させるのに有用。


○社会科の教員の立場からも、ここはよくまとまっていて参考になりました。


○今後、ITに関する知識やスキルが必要な社会になっていくことがよくわかる。ITに頼りすぎることの危険性や、心身への影響も早い段階で教えるべきだと思う。また、地方経済の発展につながるようにITを利用することを考えさせてもいいと思う。


○ITを通した新しい仕事がわかって面白いと思った。私たちには分かっていることでも、生徒にとって全体像が見えることは大事である。未来の予想ビジョンなどがみえるとなお良かった。

 

○「大学生など若者が始めた新ビジネスの例」を中心に活用したい。


○ITが必須のものという点をデジタルデバイド等の視点(つまり学ばない事によるマイナス面)からと併せて紹介したい。


◆2.はたらく人に聞きました(p5-16)

○生徒は1つの学科から1種類の仕事というように、将来を一本道のように捉えがち。すべての科目の学習が将来の仕事につながり、1つの学科から様々な職業へ、様々な学科から1つの職業へ道がつながり、その全てにおいてITに関する技術、使いこなす力が要求されていることを伝えられる。


○将来、どのような形でITの能力を活かし働くか。参考になる内容でした。大学進学を目標として掲げる本校生徒にとって、その先の社会について触れる良い機会となることと思います。「働くとは何か」を考えさせる資料として、利用させていただきます。


○実際に働いている方々にお話を聞く機会は多くないので、実際に働いている人の“生”の声は、生徒の進路選択に大変参考になると思います。


○高校、大学と、どのような学部・学科へ進み、この職業に就いたかの「なるまでチャート」が参考になる。


○偉大な人の偉大なサクセスストーリーにならないで、好感が持てました。手の届きそうな話が、興味ややる気を引き出すのに役立つと思います。


○現場でどのようなスキルが求められているのか、生の声に触れることができ、学校現場でそれに対してどう対応することが求められるのか、考えるきっかけになる。


○Vol.4「街づくりが変わる」、Vol.5「ハイブリッド車はIT技術のカタマリ」は電気科の授業で3学期に使わせてもらいます。大変参考になります。


○vol.3「農業活性化の鍵はITが握る」は新しい視点でのITとして紹介できる。

 


◆3.キミは何を学ぶか。どこで学ぶか。(p17-18)

○表1~6の資料が大変参考になった。現代はどんな職業に就こうとも、語学(英語)とITは必要不可欠であることを伝えられる。


○高校生の多くは将来の仕事を具体的に決められない。「学部学科選びは仕事の入り口」で、社会人に聞いた「どの学科を学んでおくべきだった?」のアンケートは参考になります。

 


◆5.キミのミライ。なんでもQ&A(p21-22)

○将来何を職業にしてよいかわからない生徒が、本校にも大勢います。ITともう一つ自分がITを役立てられると思う分野を合わせて学ぶという助言は、適切なものだと思います。大学生にも役立つ助言であると思います。


 

2.教科「情報」の先生方のご回答  

※回答数264名

※グラフ上の%は、各設問の回答者全体に占める各選択肢の回答者の割合

◆本冊子をお読みいただき、参考になったかお教えください。

◆どのようにご活用していただけるかについて、今後の検討も含めて、お伺いします。

<「その他」の回答より>
・中高一貫校なので、中3の授業でも取り入れたい。
・専門教科の「情報産業と社会」の方が使えそうな内容です。
・SSHでの情報分野の導入として。


◆上記で「活用する」とお答えになった先生に、具体的な活用について、お伺いします。

◆◆活用場面

<「その他」の回答より>
・総合的な学習の時間で活用
・職業を知り、考えるキャリア教育で参考資料として利用

 


◆◆活用方法

<「その他」の回答>
・各クラス、各クラス担任に配布したい
・授業で関連する内容として触れる
・授業の導入の話に使用する
・必要な部分をスキャンしてPPTで見せる
・レジュメに必要な部分を活用する
・サイト上のpdfをPCやiPadやスマホで閲覧させる
・クラス図書とする
・情報教室設置の図書とする
・コピーして掲示板に掲示(P17,18,19,20)


◆◆活用時期

<学年>

<時期>


◆本冊子は、どんな点を高校生に伝えるのに活用できると思われますか(複数回答可)。

 

3.進路指導やキャリア教育に携わる先生方のご回答

※回答数 進路指導やキャリア教育に携わる先生520名 それ以外の先生361名

※グラフ上の%は、各設問の回答者全体に占める各選択肢の回答者の割合

◆本冊子をお読みいただき、参考になったかお教えください。

◆どのようにご活用していただけるかについて、今後の検討も含めて、お伺いします。

<「その他」の回答>
・「産業社会と人間」での活用を検討
・教科「商業」の情報処理系の学習の動機付け
・国語表現、論文対策等国語科でも活用できる
・講話などの話の材料として活用できればと考える


◆上記で「活用する」とお答えになった先生に、具体的な活用について、お伺いします。

◆◆活用場面

<「その他」の回答より>
・総合的な学習の時間で使用する
・進路情報として便り等に掲載
・進路ガイダンスの内で一部取り入れたい

・就職希望者の職業観づくり
・就職・大学進学分けの際の進路指導・キャリア教育
・キャリア教育の中で職業について学ぶ場面で使用
・情報系に進学する生徒に対してキャリア教育で使用

・IT関係の仕事、大学を希望する生徒向けに活用
・興味・関心を持った生徒に対して個別相談等の場で使用
・IT教育に興味関心を持ってもらうために使用


◆◆活用方法

<「その他」の回答より>

・全生徒に冊子を配布したい。または進路部便り(新聞)で内容の抜粋を配布する。
・コピーではなく冊子を配布したい
・H.Rで紹介する

 


◆◆活用時期

<学年>

<時期>


◆本冊子は、どんな点を高校生に伝えるのに活用できると思われますか(複数回答可)。