プログラミング×探究活動をどのように指導する?

~中高生情報学研究コンテスト 入賞チームを指導された先生方に聞きました

いよいよ来年4月から新課程「情報I」が始まります。教科書の見本も出揃い、具体的な活動の内容をイメージしながら授業を進めていらっしゃる先生方も多いと思います。

 

「情報I」で全員が学ぶことになった「プログラミング」をどのように指導するか、ということについても、工夫のしどころとなるでしょう。しかし、「情報I」の授業時間は2単位(=年間70時間)。学習指導要領に挙げられている各単元に均等に時間をかけるとすると、プログラミングにかけられる時間は5~6時間。多少弾力的に活動を組んだとしても、10時間弱でしょう。

 

新学習指導要領のプログラミングでは、単なるコードの書き方ではなく、問題解決の一つの手段として使うための手続きを経験し、学びます。このわずかな時間の中で実際の問題解決につなげられるようなプログラミングをどこまで学べるのか。さらに、2025年の大学入学テストからは、「情報」が単独の試験科目になることが予定され、入試対策も必要となりそうです。

 

「情報」の授業で学んだプログラミングを問題解決に活用する絶好の場となるのが、「総合的な探究の時間」や部活です。特に、自分たちで問題を発見し、試行錯誤しながら解決の方策を探る「総合的な探究の時間」は、プログラミングとの親和性が非常に高いと考えられます。

 

今回は、今年3月の第83回情報処理学会全国大会で開催された「第3回中高生情報学研究コンテスト」の入賞チームを指導された先生方に、探究活動や、「情報」の授業の中でのプログラミングの指導での指導の工夫や、心掛けていらっしゃることについてお聞きしました。

 

 

[高校 情報科のプログラミング指導と探究活動]

答えと目標は違う。「できること」でなく、どういったプロセスが必要なのかを考える

 東京都立立川高校 佐藤義弘先生

 

プログラミングの真髄は「効率化の追求」が肝であることを念頭に置いて

 山口県立岩国高校 山下裕司先生

 

 

[部活でのプログラミングによる問題解決]

ロボットを使って答えが一つではないミッションに挑戦する中で子どもたちの成長を促す

 追手門学院大手前中高等学校 福田哲也先生