緊急アンケート

「緊急事態宣言による休校中の生徒の家庭学習のために、どんな活動をしていますか」

ビデオの特性を活かした教材づくりに挑戦!

神奈川県立柏陽高校 間辺広樹先生

 

■休校中の生徒の家庭学習のために実施している活動や課題

[オンラインで行っている活動]

 ★生徒が利用できるLMS(学習支援システム) 

・Google Classroom

・Classi

 

( ○ ) 先生自身が動画コンテンツを作成し、生徒に視聴させている

 情報を履修している1・2年生に対し、週に10分〜20分程度の動画を週に2本作成し、生徒に視聴させています。1年生とは対面の授業をしていないので、自分の顔も映し、生徒に語りかけるように、ソフトの使い方や考え方などを説明しています。視聴中は気付いたことなどを用紙に手書きさせ、終了後は毎回感想などをアンケートシステムを使って送信させています。

 

 これまでの工夫点として、ビデオの特性を活かした教材づくりをしていることです。

単純に勉強しろ、とか、課題をやれ、とかいっても退屈だと思いますので、物語仕立てにしたり、繰り返し説明して操作法を習得させたりしています。

 

 子どもと一緒に楽しんだり、操作法を学ぶ保護者などもいるようです。  

 



 

 

( △ ) 既成の動画コンテンツを生徒に視聴させている

 まだ始まったばかりなので、自作の動画を通して私の人間性や考え方などを伝えたり、生徒とのコミュニケーションを取るようにしているため、既成の動画コンテンツは使っていません。ただ、今後休校が続くようであれば、補助的に使うことも検討していきます。

 

( ○ ) クラウド上のフォルダー(先生が作られた独自のサイトを含む)からワークシートやスライドをダウンロードして取り組ませている

 基本的にクラウド上でやりとりするしかないので、ワークシートとビデオ、スライドをダウンロードできる状態にして、取り組ませています。

 

( ○ ) WEB上のプログラミング講座等を指定して取り組ませている

 WEB上でプログラミングの学習ができるBit Arrowという環境を使っています。2年生は昨年度授業などで活用しているので、課題を出しています。1年生には説明用のビデオにて、アクセスからログイン、簡単なプログラムの作り方などを説明しています。

 

( △ ) アンケートシステムを使った宿題や小テストを実施している

 ビデオの感想をアンケートシステムで集めています。また、宿題・小テストについては、現在検討中です。

 

 

■生徒の質問や相談に対応するための手段

(○) LMS搭載の質問回答機能

(○) 電話

 

■生徒の健康観察の方法

(△) 電話

(○) その他

 →LMS搭載のビデオ会議システム                  )

 

 

■先生がお作りの教材や資料を掲載したサイト

 自作ビデオについてはYoutubeなどで配信するかどうかを検討しています。

 

 

■全国の情報科の先生方へのメッセージ

 新たな授業法を考える機会にもなると、前向きに考えて頑張りましょう。

 

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